量子生態学
B2:現象発生理論-1更新日:2026/02/02
本文は、量子生態学・基礎カテゴリB2:現象発生理論-1です。
本理論は、量子生態学の要であり、ここから枝葉で理論が発展します。
ここで説明する現象発生システム及びシステムを支えるメカニズムは、宇宙ビッグバンで原始地球が生まれてから45億年以上、地球を存続させています。その視点では、この現象発生システムは、地球自然界の支配者とも言えるでしょう。
故に、私たち人間が地球上で生命を維持したいなら、本理論理解の上で諸事に対処する必要があると、量子生態学では考えています。
ボリュームがある上に、難しい内容もあるので、読みやすくするために2部構成にしています。それぞれ、下記についてまとめています。
●現象発生理論-1
宇宙自然界の現象発生を、地球環境における電子移動の視点で説明します。地球上では、どのように現象が発生し、どんなシステムで存続が維持され人類が生存可能になっているかを、身近に接するものごとから説明します。量子力学のような計算や難しい理論は必要ないので、理解しやすいと思います。
●現象発生理論-2
こちらはまだ未掲載です。
現象発生を実現する電子移動は、原子の性質に左右されています。この理論では、原子が持つ性質と、電子移動の関係を説明します。
理解には、量子生態学用元素周期表と量子生態学用電子配位則表が必要です。いずれも無料で入手できます。前書き部分でダウンロードアドレスをご案内しておりますので、ご用意の上でお読みください。
さて、地球自然界は、原子が持つ「粒」と「波」という2種類の性質を交互に発揮することで、現象変化が実現しています。この実現は、「3つの形態変化による循環」という連続変化に繋がり、時間軸と共に4次元進化を生んでいます。従って地球自然界における原子の循環は、宇宙自然界の進化においても、重要なシステムになっています。
その上で、循環を担う3つの形態変化は、全て、電子移動というたったひとつのメカニズムだけで実現されています。つまり進化は、電子移動が支えていると言って過言ではありません。従って、量子生態学による現象発生の説明=電子移動の説明になっています。
内容の一部に、基礎カテゴリB1やその他カテゴリと重複掲載している部分があります。理論を理解頂くために必要なので、思い出して頂くことも含め、繰り返し記載して理論解説を進めていますので、ご了承ください。
説明を始める前に、ご承知いただきたいことを記します。
量子生態学の理論には、現在の物理科学と同じ見解と違う見解が混在します。多くの科学研究者や科学を学んだ技術者は、量子生態学の見解のほんの一言を聞いただけで、拒絶や否定の姿勢を示します。そのような姿勢をまずは横に置いて、違う見解がある可能性を視野に入れて読み進めてくださるよう、お願い申し上げます。
目次
はじめにB1:基礎理論をおさらいし、量子生態学による電子移動の概念を再確認します。
基礎理論は、「もの」の基本概念です。
私たち人体を含め、地球上に存在する様々な「もの」は、どのような仕組みで「もの」として成立しているか、存在を作る自然界のシステムとメカニズムを振り返り、電子移動が持つ役割を再確認します。
以下はまとめですので、詳細な説明は、B1:基礎理論をご覧ください。
B2-1-1・量子生態学による、「もの」と「量子」の定義
量子生態学では、「もの」と「量子」、及び、「もの」や「量子」を構成する原子について、次のように定義します。
■「もの」の定義■
「もの」は、集合する原子が電子を共有し、電荷ゼロで成立する「粒」の存在であり、「もの」単位では、「もの」の数が変わっても同じ「もの」で存在する
■「量子」の定義■
「量子」は、+電荷の陽子・-電荷の電子・電荷±0の磁石力の中性子という、3種類のエネルギーを指し、「波」の存在である
これらの「量子」は、それぞれの「量子」の数が変化すると、変化前後で電荷数や磁場様相が変わり、違う性質や形態に変化する
■「原子の」定義■
原子は、陽子という+電荷、電子という-電荷、電荷±0の磁石力の中性子の、3種類で構成され、原子の本質は「量子」による「波」である
但し陽子と電子の数が同じときは、電荷ゼロの「粒」の存在を維持する
電荷ゼロ=+-同数の原子から、電子が原子外へ出て+に荷電したとき、もしくは電子を原子外から取り込み-に荷電したとき、もしくは中性子数が変化したとき、この3つの変化時に原子は、「粒」という「もの」から「波」としての「量子」に交替する
人体も含め、地球上のあらゆる「もの」は、原子の集合で成立しています。
原子の集合は、隣り合う原子と原子もしくは同じ場の原子達が、同じ電子を共有することで、繋がりを維持しています。
量子生態学では、原子が繋がる自然界の電子共有システムは、次の3つと定義しています。
■電子の共有システムの種類■
「もの」を成立させる自然界における電子の共有システムは、電子の、「部分共有結合」「全体共有結合」「授受結合」の3種類ある
では、原子の集合で成立している「もの」が、「壊れる」とはどんなメカニズムでしょう。
それは、原子の集合場で隣接する原子と原子が共有する電子が、その場から移動することで実現します。即ち、原子の繋がりを担う電子が移動すると、原子間の繋がりは薄れます。電子移動が継続し、原子が共有する繋がりを担っていた全ての電子が「もの」の外へ移動すると、原子は全ての繋がりを失い、「もの」は崩壊します。
■「もの」の成立と崩壊の定義■
「もの」の成立とは、原子間に電子が入り繋がりを作る現象で、
「もの」の崩壊とは、原子間から電子が出て繋がりを失う現象である
即ち「もの」の成立と崩壊は、電子移動に依存する
B2-1-3・「もの」は電子移動により、「量子」へ変化する
原子は、原子が集合して「もの」が成立すると、その「もの」の構成要素となります。
一方で、その「もの」が崩壊すると原子の集合が無くなり、単なる原子に戻ります。しかし条件が揃うと再び集合して、新たな「もの」の構成要素になります。
つまり原子は、「もの」の成立と崩壊を通し、常に新しい「もの」の構成要素として、自然界を循環しています。
原子の循環は、「もの」の形態変化=「個体」「液体」「気体」の、3つの形態変化を通して実現されており、3つの形態変化は、電荷ゼロの「粒」である「もの」から、電荷を持つ「波」の「量子」への交替です。つまり自然界は、原子の持つ「粒」と「波」の2つの性質の交替で、変化が作られています。
3つの形態は、それぞれ次のような「粒」と「波」の関係になっています。
■原子の性質と3つの形態の関係■
「個体」=「粒」の世界
「液体」=「粒と波の混合」世界
「気体」=「波」の世界
この3つの形態は、全て電子移動で変化が作られます。
即ち、次のような変化です。
「個体」とは、電荷ゼロの「粒」という「もの」で、このときの原子の集合は、陽子と電子の数が同じで、電荷ゼロで成立しています。
「個体」という「粒」=「もの」から、-電荷の電子が1個でも外へ出ると、この「もの」は、途端に+1の電荷を帯びます。つまり電子移動により、この「もの」は、「粒」の存在から「波」に変わり、「量子」へと変化します。
「もの」が「量子」に変化する電子移動は、普通の環境下では一気に発生することはなく、少しずつ徐々に移動が進みます。この過程で「もの」は細分化されながら、電荷ゼロの原子や分子やその集合と、電荷を持つ原子や分子やその集合へと分割が進み、「液体」の「粒と波の混合」世界になります。
やがて、原子を繋いでいた全ての電子が「もの」の外へ移動すると、全ての原子の繋がりが失われ、「もの」の崩壊は完了し全てが「量子」という「波」に交替し、「気体」へと変化します。
電子移動はこのように、「粒」の世界を「波」の世界へ交替させる原因になっています。
■電子移動の定義■
電子移動とは、原子の持つ「粒」と「波」を交替させ、「もの」の存在を「量子」の存在へと変化させる、現象変化を担うシステムである
自然界の3つの形態変化は、全て電子移動で発生します。
では、電子移動は、どのようなきっかけから始まるのでしょう?
私たちが生きる地球は、ビッグバンで発生した「量子」が膨大な時間をかけて宇宙を形成する過程で、「もの」へ交替して成立した惑星です。その経過時間は、既に45億年以上です。
成立以降45億年もの間、「もの」は壊れ「量子」に戻り、再び「量子」が「もの」に変わる、そんな交替を継続して、地球という存在が続いています。 この交替は、3つの形態変化により実現していますが、量子生態学ではこの実現を担うのが、電子移動である、と定義しています。
しかし電子が自発的に移動を開始することは無く、何らかの作用があって始めて、移動を開始します。さらに「もの」が完全に「量子」に変わるまで、電子移動は継続して起こる必要があります。
つまり、「もの」と「量子」が交替循環しながら45億年以上も地球が存続しているのは、電子移動を誘発し、また電子移動を継続させる何らかの作用が、原始地球時代からずっと続いているからです。
では、電子は、何がきっかけで移動するのでしょう?
そして、「もの」が完全に「量子」に変わるまで、全ての子移動を継続できるのは何故でしょう?
一方で、「量子」が「もの」に交替する際にも電子移動が必要です。
ならば、「もの」の成立を実現する、原子を繋ぐ電子移動は、どのように起こされているのでしょう?
電子移動のきっかけを知るには、電子はどのようなメカニズムで動くか、把握する必要があります。
量子生態学では、電子は「量子」であり「波」の存在で、電子は-電荷と定義しています。従って、電子の持つ電荷エネルギーが変動する要素が関われば、作用が起きます。ただし地球自然界では、「粒」という「もの」が成立しており、原子が「粒」レベルでも、電子移動に間接的に関与します。
これらの要素を踏まえて私たちの身の回りを振り返ると、地球にもたらされている電子移動に関わる、様々な要因が見えてきます。
この後順に説明を進めますが、理解が深まると、この要因の元に地球が、実に緻密な相互関係で「粒と波の交替の繰り返し」というメカニズムが作用しているか、驚嘆すると思います。そして今の私たちは、この理解がとても必要だと思います。
電子が動く作用について、量子生態学では次の4つと考えています。
この後、順に説明します。
B2-2-1・電子が動く仕組み=物理的作用
物理的な作用は、衝突・引っ張り・圧力・振動など、物理的なエネルギーが「もの」に作用して、電子が動く仕組みです。
「もの」同士の衝突や引っ張りが、これに該当します。ただしこの作用では、分かれた原子や分子と一緒に電子も移動し、電荷ゼロで存在し続けることもあり、「量子」への変化には直接繋がらない場合もあります。けれども、「もの」を細分化することで「もの」の崩壊へと繋がり、「量子」への交替に向かう作用に該当します。
例えば、ガラスを金槌て叩いて、ガラスと金槌という「もの」同士に衝突を起こします。衝突でガラスが粉々に割れると、割れた部分は電子の繋がりが無くなった状態です。
紙を破く行為も同じです。一枚の紙という「もの」を、一定箇所を境に反対方向に引っ張ると、紙は壊れて破けます。破れた断面部分の原子は電子の共有が無くなり、「もの」は細分化されます。
細分化、細分化、細分化、を続けると、「もの」は徐々に崩壊へ向かいます。つまり、「もの」が「量子」へ交替する現象を、促進します。
圧力は、離れている「もの」同士に強い押す力をかけて、電子を違う原子の電子軌道へ押し込んで共有結合を作る仕組みです。これは「もの」の成立へ繋がる電子移動です。
変成岩や堆積岩と呼ばれる鉱物は、小さな粒子の鉱物質などが積み上がり、全体に圧力が作用し続ける中で作られます。堆積する粒子や成分、関与する化学反応などにより、脆い鉱物や強固な岩石など、様々な種類が生まれます。
振動は、「もの」に小刻みな揺れを与え続けることで、物理的に原子や電子を微動することを繰り返して、電子移動を促す作用です。振動器などで小刻みな動きを起こすと、少しずつ「もの」全体が揺られて電子も揺れ動きます。長期間振動が続くと、やがて電子軌道から外へ動くことに繋がり、「もの」が細分化されて崩壊へ繋がります。
振動は、原子間に緩みを生じさせ、少しずつ一部に崩壊を起こしながら「もの」の形を変えます。
小さな地震で何度も建物が揺れる経験を重ねると、あるとき突然、崩れて壊れてしまう様子が該当します。
■電子が移く仕組み=物理的作用■
「もの」に外的物理的力を与えて細分化を繰り返し、「量子」の交替の方向へ進める
もしくは「もの」に物理的動きを繰り返し与えることで、原子間に緩みを作り電子移動を誘引して崩壊へ繋げる
これらと逆に、細分化されている「もの」の集合に物理的な押す力をかけて、電子を原子間に押し込み電子共有を作る
B2-2-2・電子が動く仕組み=電荷や磁性
電子が持つエネルギーと反対の電荷や磁力で、磁石のように動かす作用です。
具体的には、電子は-の電荷なので、反対電荷の+電荷を近づけて動かします。
「もの」は陽子と電子が同じ数で作られており、電荷ゼロで存在しています。「もの」を構成する原子を繋ぐ電子は、「もの」の外側表面にも多く存在しています。外側近くに+電荷を持つ何かが近寄ると、「もの」の表面から-電荷の電子を磁石のように引き寄せます。すると「もの」の共有結合を担っていた電子は、「もの」から外へ動いてしまい、この部分の原子は繋がりを失います。
こうして、「もの」を崩壊へと促進します。
一方で、-電荷を帯びた原子の集合がウロウロしているところへ、+電荷を帯びた何かが近寄り、双方の電荷や他の条件が適合するとピッタリくっつき、-電荷を作っていた余分な電子が+側の電子軌道に入り、共有結合を作ります。すると両者は一体化して、ひとつの「もの」になります。
これは、「もの」の成立に繋がります。
電荷以外の磁性は、直接電子を動かしません。ただし、振動や衝突や回転などを作り物理的作用を通して、間接的に影響を与えます。その様子を見てみましょう。
水分子は酸素原子(O)1個と水素原子(H)2個で、三角形を作っています。
てっぺんに酸素原子1個、底辺の両側に2個の水素原子です。
このとき、水素原子の電子は1個ずつ底辺の両端に位置します。一方、酸素原子は三角形のてっぺんにあり、三角形の上部側に酸素原子の電子8個が位置します。すると、てっぺん側が底辺より電子が多く配置され、三角形の上の方は底辺より-電気が強い配置になり、底辺側は、+電気に偏ります。こうして水分子は、三角形の磁石になっています。
このように、原子配置で+極と-極の磁性を持つ分子を、双極子と呼びます。分子として、陽子と電子の数は同じなので電荷はゼロですが、磁性を作っています。
+側に-の何かが、-側に+の何かが近寄ると、水分子は磁石のように引き寄せられて動きを起こします。ただし水分子は膨大な数が一緒にあるので、+極と+極、-極と-極が向き合う現象も起きています。磁性による引き合いと反発で、水分子は物理的な作用の回転・衝突・振動が繰り返されています。
この動きが止まること無く続き、物理的作用が繰り返され、やがて電子が動いてしまう現象へ発展します。
これに関しては、B2-4で詳しく説明します。
■電子が動く仕組み=電荷や磁性■
電子が持つ-電荷と反対の、+電荷で電子を引きつけて動かす
「もの」を構成する原子配置の偏りが作る極性に、磁性が作用して物理的反応が起こり、電子移動に繋がる
B2-2-3・電子が動く仕組み=光や音のエネルギー
原子を構成する陽子も電子も本質は「量子」で、「波」の存在です。従って、原子以外の「波」と干渉し合うと共鳴や増幅が発生し、これが振動に繋がります。振動の様子次第で、「もの」の崩壊や成立のいずれかに作用します。
私たちが光の波長を活用して電子を動かしているのが、レーザーシステムです。レーザーは、光の持つ「波」のエネルギーを「もの」に当て、「もの」の中の電子の持つ「波」に干渉して、共鳴や増幅で電子を励起させて動かしています。
変化させる「もの」の原子構成により、「量子」としての「波」が違うので、これに併せてレーザー光の「波」を変える必要があります。光源や装置システムの違いで「波」を変えることが可能で、動かせる電子の内容が変わり、破壊できる「もの」や、接合する「もの」の種類が変わります。
レーザー光を使うと、3Dプリンターでプラスチックを合成する、特定金属や素材を選んで合成する、など、繊細な結合を作ることが出来ます。
同じように、光を応用して電子を動かし、私たちが便利に使う道具に電子レンジがあります。
電子レンジは、加熱する「もの」に光を当て、波長による作用で「もの」の中の電子を振動させ、振動で電子が動くので熱が発生し、「もの」を暖めています。電子移動と熱についてはこの次に説明しますが、電子レンジの光を当てる時間を調節すると電子の動きが調整でき、暖め加減がコントロールできます。
ちなみに、光の「波」と、光が当たる「もの」の持つ電子が発する「波」の性質が違うと相互干渉せず、電子は動きません。
音も同じ原理です。音波による振動で相手の波長に干渉し、「もの」が壊れる方向へ進める作用を持っています。ただし「波」の大きさに限度があり影響性は小さく、今のところ、超音波洗浄機のような活用で、メガネや精密機器の洗浄に使われる程度です。多くは、溶媒や水を通して、間接的に電子移動に影響しています。
大音響の例では、何かが大爆発したとき、爆発音が発生し、少し離れていてもガラスが振動したり、時に割れてしまう様子を見ます。これは音の「波」が空気中で増幅しながらガラスまで届き、ガラスを構成する電子の「波」に干渉し、増幅が大きいと電子が動いてしまい、ガラスが壊れる現象です。
■電子が動く仕組み=光や音のエネルギー■
光や音の持つ「波」と電子が持つ「波」が干渉し合うと、電子の「波」が影響を受けて移動し、「もの」の崩壊や成立に繋がる
B2-2-4・電子が動く仕組み=熱
熱は、電子移動と特別な関係があります。地球自然界では、熱と電子移動が両輪で、様々に作用しています。
B1:基礎理論でも説明しましたが、3つの形態変化に大きく関与するのが、融点や沸点へ至る温度変化です。
例えば水は、温度帯で「氷という個体」、「液体の水」、「水蒸気の気体」へ変化し、ぞれぞれ、「粒の世界」「粒と波の混合世界」「波の世界」に匹敵します。
鉱物も鉄を思い返すとわかるように、常温の鉄塊は「個体」、融点を超える環境の溶鉱炉内の鉄は「液体」です。鉄が蒸発する様子は想像しにくいですが、水と同様に、沸点温度を超えると気化して目に見えなくなります。
鉄以外、水素も酸素も亜鉛なども、全ての元素の種類には、それぞれに融点・沸点という、原子が「粒」と「波」に交替する状態変化点が必ず備わっています。つまり、自然界に存在するあらゆる「もの」は、温度条件次第で形態変化するように作られている、そう考えて良いでしょう。
ちなみに融点や沸点の温度は気圧によって変わります。
圧力鍋の調理は、圧力をかけて低い温度でもたくさん電子が動くようにして調理しています。ただし地球自然環境という、私たちの日常の場では気圧変化は微小です。通常は1気圧による温度を、おおよその目安として考えて問題ありません。
この温度と電子移動には、相関関係がもたらされています。
即ち、熱が与えられると電子移動が発生し、電子が動くと熱を作る、電子移動と発熱の連動性です。
「熱の関与」と「電子の移動」、どちらが先でも、自然界は3つの形態変化に繋がるように作られています。この相互関与で生まれる連続作用が、「もの」から「量子」へ完全交替する機会を作っています。
また、私たちは常にこの現象を活かし、日々、生活しています。
毎日の生活で、その様子を見てみましょう。
代表例が、調理です。
調理は、ガスコンロで火を作り、具材を加熱して「もの」を煮炊きします。この「もの」の煮炊きとは、具材を崩壊させる行為であることは、容易にわかると思います。
例えば、大根もジャガイモも、生のままでは固いですが、時間をかけて加熱すると次第に柔らかくなります。その後も加熱し続けるとドロドロに崩れ、元の形はわからなくなります。
つまり大根やジャガイモに熱をかけると、大根やジャガイモを作っていた原子の繋がりから電子が動かされるので、大根もジャガイモも、元の形から変化して崩壊が生じてドロドロになります。
大根もジャガイモも、もとの塊が「個体」、煮崩れてドロドロになると「液体」、さらに加熱し続けると焦げだけが残りお鍋が空っぽになりますが、これが大根やジャガイモが「気体」になった姿です。
焦げて鍋の中が空っぽになったのは、元の大根やジャガイモを作っていた原子を共有する電子が、全て無くなったためで、原子だった「粒」が全て「波」に変わり目に見えなくなった状況です。煮炊きは100℃前後です。この温度が沸点温度に至らない無機元素や炭素は、焦げた炭化物という「もの」に変化して残ります。
ガスコンロによる火力の調理は、先に加熱があり、電子移動を引き起こす仕組みです。
逆も同じです。
電子移動が先にあり、後から熱が発生する仕組みです。
こちらを応用した調理機械が、電磁調理器です。
電磁調理器は、大根やジャガイモを作る原子の共有結合から、電磁気によって電子を動かします。電子移動と発熱は相関関係にあるので、電磁調理器の熱は、電子の動きに応じて、後から発生しています。こうして大根やジャガイモは、電子移動が先にありながら、火で煮炊きするのと同じ結果を作っています。
ちなみに、電気コイルなどで熱を作る加熱は、先に熱があるのでガスコンロと同じ仕組みです。
火力は、熱が先にあり電子移動が後に続き、火を止めても熱と電子移動は連動し、一定時間は電子移動が継続して誘発され、「もの」を崩壊へと進めます。
電磁調理器は、電子移動を先に起こし、これに連動して後から熱が発生します。電磁調理器を停止しても電子移動と発熱は連動し、一定時間は電子移動が継続して誘発され、「もの」を崩壊へ進めます。
このような発熱と電子移動の関係性は、今の物理科学で理解していませんし、私たちも教えられていません。でも体験的に知っており、無意識に応用しています。例えば、寒いとき、身体を動かすとポカポカしてきます。これは、全身を動かすと電子も揺られて動くので、熱が出る仕組みです。寒いと思わず手を擦り合わせる行為も、同じです。
ちなみに、この関係性を物理科学界が理解していれば、温暖化はここまで深刻にならなかったと考えられます。
■電子が動く仕組み=熱■
電子移動と発熱は連動している 熱を与えることで電子移動は開始し、電子移動が起こると熱が発生する
熱の関与が続くと電子移動は継続され、電子移動が続くと熱は発生し続ける
今説明した、4つの作用で起こる電子移動のメカニズムは、地球自然界の至る所で作用しています。
その始まりは、宇宙形成の過程で、地球という圏域が整ったときです。
地球圏域に集まった最初の「量子」から、地球で初めての「もの」が生まれました。その後、次々に整った地球の自然条件により、「もの」が「量子」に戻り、再び「もの」に変わる循環が生まれました。これが今に続き、地球が存在し続けています。
ここに関わるのは、「もの」を「量子」に変えるための電子移動と、「量子」を「もの」にするための電子移動です。地球では、電子移動を誘引する4つの作用が複雑に絡み合いながら、緻密なシステムが用意されています。
最初に、地球自然界で「もの」を「量子」に変える=「もの」を崩壊させる役割を、見てみましょう。
この役割は、「個体」の「もの」から電子を動かし、外へ出す機能性を振り返ると見えてきます。
B2-3-1・自然界に備わる、「もの」を「量子」へ導く役割たち
■太陽
太陽が出す光や熱や紫外線は、電子移動を促進させ、「もの」を「量子」へと導く存在です。
紫外線は、人の目に見えない光で電磁波の一種で、レーザー光のように「波」として影響します。、 光の波長である紫外線が当たると、「もの」の中の電子の持つ「波」に干渉して増幅が起き、電子に動きを起こします。この動きを励起と呼びますが、いきなり電子が外へ飛びだすほどの影響性はありません。
しかし「もの」の中の電子を、元の位置から違う位置へ動かしてしまう作用があります。
励起で動いた電子は、共有結合していたところから、同じ「もの」内の違うところへ動いてしまいます。移動先で、本来なら必要がない結合を作ってしまう場合があり、これが異常分子の形成に繋がってしまいます。
ちなみに、細菌はこの影響で、細菌本来の繋がりが作れなくなり増殖できません。これが、紫外線の殺菌力になっています。
紫外線が人体に当たると、適度な電子移動の場合は、新しい「もの」としての「量子」の繋がりでメラニンを生成してくれます。また体内でビタミンDを合成する作用にも繋がり、骨を健康に保ってくれています。
しかし過度な紫外線は、生成したメラニンに余分な電子移動を起こして変性させ、肌に黒ずみを沈着させたり、表皮細胞の電子に影響して間違った結合を作り皮膚がんを発生するなど、悪影響に繋がります。
同じ太陽でも太陽光や太陽熱は、紫外線と違う電子移動を作っています。
太陽の光はレーザーのように「波」に干渉する電子移動、太陽の熱は、熱と電子移動の連動性で、電子移動を連続して発生させています。
現在のような温暖化になる以前の太陽光や太陽熱は、穏やかな電子移動で、生物の生命に活性を作っていました。地球自然界に適度な原子の組み換えを実現して、新しい「もの」の形成を促す役割を担っていました。
例えば、植物の成長には、太陽光や太陽熱は必須の要素です。
蒔いた種に太陽の光や熱が当たると、種子の被膜を壊す程度の電子移動を起こします。その傍らで種子内部では、動いた電子が共有結合を作り、発芽細胞の形成に繋がる電子移動を起こしています。発芽後は、土から吸収した成分を植物組織に組み替えるために、太陽光や太陽熱が電子を動かして成長を促します。
■酸素
次に私たちがよく知る、壊す役割を担っているのが、「酸素」です。
酸素に触れて「もの」が劣化する様子を「酸化」と呼び、私たちは、酸素による酸化は、老化の原因であることを知っています。老化とは細胞を破壊すると同義で、すなわち、細胞から電子を奪い細胞が壊れることを進める現象です。空気中で鉄が錆びるのも、空気中の酸素による酸化で鉄の塊から電子は移動し続け、少しずつボロボロになります。
酸素原子は、電子や電子軌道の特性で、「もの」から電子を引き寄せる性質があります。条件で変わりますが、酸素原子1個で、少ない場合は電子1個を最大では2個の電子を、接する「もの」から奪い、自分の中へ引き込んでしまいます。
この酸素原子の能力は、現象発生理論-2で説明します。
■太陽と酸素の役割■
太陽は電磁波・光・熱により電子移動に影響し
酸素は電子軌道の特性で電荷や磁性で電子移動に影響し
地球上の「もの」の表面に作用して「もの」を「量子」へ交替させる役割を担う
B2-3-2・全てを破壊する根源的なシステム
■火の役割
最も源的な影響性で「もの」を壊すシステムが、「火」による燃焼です。
現在の物理科学では、燃焼(ねんしょう)とは、燃料(可燃物)と支燃物(空気中の酸素分子など)による酸化還元反応との認識ですが、量子生態学では、発熱と電子移動の連続反応です。
燃焼は、地球上の「もの」の存在ではありません。現象のひとつで、私たちが使いたいときに発生させたり、失火や自然発火で生じます。「火」を発生させるには、大量の電子移動が一挙に起こる必要があります。
これを素早く整えるのが、「火種」と呼ばれる可燃性の「もの」です。火種になる「もの」は、電子移動が一挙に起こりやすい有機物です。
では、有機物に電子移動が一挙に起こるとは、どのようなことでしょう。
電子移動と発熱には相関関係があり、連動発生することを説明しました。 何らかのきっかけで、「もの」の一部に大量の電子移動が一気に発露すると、同時に、移動した電子に見合うまとまった熱を発生します。発生した大量の熱に連動して、同じレベルの電子移動が発生します。
大量の熱発生と大量の電子移動が相互反応して連鎖する現象、これが量子生態学による燃焼の基礎的なメカニズムです。
しかし「もの」が燃焼し尽くして移動する電子が無くなると、熱は発生できず、燃焼は止まります。つまり完全燃焼とは、燃える「もの」から電子が、全て移動完了した状態です。
こうして火による完全燃焼は、「もの」の全てを「量子」へ交替させるため、原形を留めないまでの破壊が可能になっています。
燃焼で、発熱と電子移動の連鎖を継続させ続ける役割が、空気中の酸素です。
「もの」から一気に大量の電子移動が発生すると、大量の熱が発生します。するとこの熱に伴い、接する空気中の酸素側で、同じエネルギー分の電子が連動移動します。次に、これに伴い酸素側で発熱、この発熱に連動して「もの」の側で電子移動が起き、これに伴い発熱します。
燃焼が続くのは、「もの」と酸素の間で、電子移動と発熱が連動連鎖するからです。
ちなみに、発熱に連動する電子移動は、酸素原子の電子と電子軌道の特性から発生します。同じ空気中の窒素は、電子と電子軌道の特性から電子移動が起こりません。
温暖化の影響か、山林火災が深刻です。燃焼を止めるには、量子生態学の視点では、酸素供給を絶つ、発熱を止める、周辺を低温にする、電子移動を止める、この4つの手段があります。この視点では、液体窒素を消火に使う技術開発は、とても有効と考えられます。
量子生態学をヒントに、他にも何か良い方法が生まれると、嬉しい限りです。
さて、燃焼は、燃える「もの」を破壊すると同時に、火種の有機物を構成していた原子と燃焼を連動させる酸素とが、電子移動で共有結合し、新しい「もの」を生成します。
有機物を作る主要原子は、水素・炭素・酸素で、ここから作られるのが、「水分」と「二酸化炭素」です。ただし酸素が少ないと二酸化炭素を作れず、一酸化炭素になります。
現象発生理論-2で電子軌道の説明をしますが、一酸化炭素は、酸素原子が持つp軌道の電子4個全てが、炭素原子のp軌道に移動して結合します。炭素原子の電子軌道はこれで安定しますが、酸素原子側はp軌道が完全空き状態になってしまいます。
p軌道は電子配置が埋まらないと安定しない性質があり、一酸化炭素は他から電子6個を奪う能力が作られています。一酸化炭素を人体が吸い込むと、ヘモグロビンの鉄原子の持つ最外殻電子6個を引き寄せてピッタリの電荷で結合してしまいます。これが、猛烈な毒性に繋がっています。
■火=燃焼の役割■
火による燃焼は、火種による大量の電子移動と発熱、この発熱に牽引される酸素の電子移動と発熱が、相互作用で連続反応して継続するシステム
「もの」を構成する沸点温度に至らない元素原子以外を、全て「量子」に交替させる機能性持つ
B2-3-3・人間が作りだした「もの」を壊す存在
量子生態学で憂慮するのが、人間が作りだした「もの」を壊す存在です。本来、自然界に無いので、これらは自然界における、「もの」と「量子」の交替バランスを損ないかねません。
実際のところ、人間が作りだした「もの」を壊す存在たちは、自然環境を壊したり生命を破壊するなど、本来、自然界に無かった電子移動を発生して弊害を促進しています。
ここでは、それらがどのように影響しているか、説明します。
■電荷を持つ製品たち
最も身近にあるのが、界面活性剤入りの洗剤や、農薬、人為合成による添加物類などです。
いずれも工場で人間が意図的に合成して作り出した、+電荷や-電荷を持つイオン化分子です。多くが溶液で、自然界に存在しない分子構造で、しかも電荷を持っています。通常は容器内にあるので問題ありませんが、自然界に出されると、接触した何かから途端に自分と反対の電荷を得て、電子を動かす作用を発揮します。
界面活性剤入りの洗剤は製品開発により、汚れ成分に応じたイオン化分子が合成され、特定の電子移動を起こすように作られています。開発者は特定の汚れ成分に効くと考えて開発していますが、自然界では単純に電荷反応に過ぎず、実のところ、洗剤は相手を選んでいません。この実態を科学界が認識していないので、環境破壊や人体への毒性に繋がっています。
私もよく、被害を受けています。界面活性剤入りの食器用洗剤で食器を洗うとき、ビニール手袋をすれば良いのですが、つい面倒で素手で長期間使用してしまいます。やがて指先が割れ、とても痛い思いをします。
これは+電荷を持つ洗剤が電荷安定するために、接触しやすい指先の細胞から電子を奪うことで起こります。少しずつ少しずつ、指先から電子が奪われ、気付くと細胞が壊れ、ひびのように割れが発生します。
水仕事の後にクリームを塗ると良いと言われますが、量子生態学の視点では、水仕事の前にクリームを塗っておく方が、クリームが身代わりになるので、指先の電子移動を防ぎ手荒れ予防に繋がると考えられます。
食品添加物類も同様に、食事で体内に取り込み消化でイオン化され、様々な部位に届くとその部位の細胞に影響する場合があります。現在の科学視点では、合成添加物の安全性は電子移動の視点で検証されていないので、体内では思いもよらない反応が起きている可能性があります。
この弊害の様子は、顕微鏡で間接的に確認できます。
量子生態学理論による特許技術で血中のナノ粒子を顕微鏡観察すると、添加物の多量摂取者の血液内では、ヘモグロビンが異常分子に置き換わり、赤血球の形状異常を作ります。また、自然本来の血中ナノ粒子は、整形的な円形形成能力が無いのですが、正円形に近い形に結合して円周上に突起を作り、スパイク状になります。
■放射性物質
次に、人間が作りだした最も大きな破壊能力を持つ「もの」が、原子力産業で発生する放射性物質です
。 放射性物質が出す放射線は、α線、β線、γ線、などの種類がありますが、いずれも他の「もの」に対して同じ作用を起こします。一つは励起、一つは電離、です。
励起は、「もの」を成立させている原子の集合内部で、電子の本来の位置を違う位置へ強制的に動かす作用で、紫外線による作用と類似します。「もの」の内部で強制して電子移動が起きると、今までと同じ内部にありながら、違う結合を作る場合があり、これが異常物質の形成に繋がると、弊害を起こします。
人体に対しては、量子生態学の視点では、人体はこれを解消する代替反応があるので、大きな問題を起こすとは捉えていません。
一方の電離が、量子生態学の視点では大問題です。
電離は、「もの」を成立させる原子の集合から電子を動かし、「もの」の外へ出してしまいます。原子力では、放射線が電子を移動させることを明記していますから、量子生態学の視点では「もの」を破壊する原因になります。しかも放射能による電離は、太陽や酸素のように、自然界の「もの」の電子移動システムに組み込まれていません。
従って放射性物質は、自然本来のシステムとは無関係に、無差別に「もの」から電子を強制的に移動させる、最も恐ろしい存在になります。
人体内部で高線量被曝が起こると、「もの」という「粒」の存在のはずの人体が、「粒と波の混合」に変化する状況が目に見えて発生します。体内被曝は、人体摂理と無関係に、電子移動と発熱を強制的に連動発生させ続けます。
高線量の内部被曝はこの影響が莫大で、電子移動と発熱は、相乗効果で人体へ悪影響を倍々に増強する現象です。
量子生態学で見る高線量被曝は、人体細胞内から一気に電子を奪うと同時に、細胞に+電荷を発生させて感電と同様の症状を引き起こします。同時に発熱が伴うので、火傷同等の症状も発生します。しかも体内に高線量放射性物質が関与する間、電離は続き、電子移動は連続発生し続けます。火で燃やされると同様に、電子移動ができなくなるまで症状発生が続いて止めることが出来ず、最も恐ろしい様相で生命を死へ導きます。
原子力技術業界は、人体へのこうした影響をしっかり認識してほしいものです。
放射能による電離は、プラスチックや金属などの容器や部品にも影響します。福島第一原子力発電所の災害事故の後始末において、放射性排水が関与する部品や保存容器は、通常より劣化が早く、実際に災害処理に困難をもたらしています。
■人間が作りだした電荷は無差別に作用する■
自然界の電荷や磁性は自然摂理のもとに自動発生しており、地球の循環システムを支える作用を果たす
人間が作り出した電荷や磁性は、自然システムを無視した開発で無差別に作用し、自然摂理のシステム崩壊をもたらす
ここまで、「もの」を崩壊させる電子移動を担う役割について説明しました。でも、「もの」を壊すだけでは、3つの形態変化による原子の循環は実現しません。壊す反対の作用、原子を繋いで集合させ、新しい「もの」を作るための電子移動が必要です。
ここからは、地球自然界が持つ電子移動による、原子を繋ぐ仕組みを説明します。
電子移動のメカニズムは、以下のような作用で発生します。これは本理論の冒頭「B2-2:電子移動が始まるとき」で説明しました。下記は、冒頭記載と同じ内容です。
■電子移動が始まるきっかけ■
1・衝撃や引っ張り振動など、物理的作用で動く
2・電子の持つ-電荷と反対の、+電荷や磁性で電子を引き寄せたり反発させて動く
3・光や音の持つ波長に、電子の-電荷の波長を干渉させ増幅に繋げて動く
4・熱がかかると電子は動き、電子が動くと熱が発生する、連動作用で動く
これらのメカニズムで「もの」が壊れる様子は、私たちが知る酸化という用語を通して、何となくイメージしやすかったと思います。一方、「量子」が「もの」へ成立する様子は、上記4つがどのように作用しているか、想像しにくいのではないでしょうか。
創造しにくいとは言え地球では「量子」が変化し、植物という「もの」を次々に成立させ、動物は赤ちゃんを創り、海にはたくさんの魚が育っています。ただこの様子は、同じ太陽系の惑星でも地球だけで起きていることを、皆さんもよく知っています。
地球以外の太陽系の惑星、水星、金星、火星、木星、土星では、いずれも、地球のような多様な生物が生まれ育つ姿を、見ることが出来ません。
では、地球と他の惑星では、何が違うのでしょう?
他の惑星と地球との大きな違いで、脳裏にピンとくるのが、「水」の存在です。
それも、「液体」の水が地球に豊富にあることが違いを作っていることは、誰もが知っているでしょう。
「液体の水」の場が地球にあるが故に、生物相豊かな地球が維持されています。それは3つの形態変化の真ん中にある「粒と波の混合世界」で、原子の性質を交替に、実に最適な場になっています。
ここからは、地球自然界において、「量子」から「もの」が成立する仕組みを説明します。それも、生命という「もの」の成立に必須な「水」が、どのような作用で「もの」を成立させているかを、電子移動の視点で詳しく説明します。
B2-4-1・「もの」を成立させる仕組み
最初に、地球自然界が、「もの」を成立させる仕組みを説明します。
原子が繋がる現象=「量子」の集合は、物理的な作用、または、電荷交換や磁性にによる反応で、所謂「化学合成」と呼ばれる現象が主要因になります。しかし自然界では、殆どは、上記に挙げた4つの電子移動の要素が、相互に複雑に関わり「もの」が成立します。
成立の仕組みは、次の4種類が挙げられます。
■「もの」の成立システムは4つ
1・物理的な圧力と化学合成で成立する
2・化学合成単独で成立する
3・温度変化により3つの形態変化が逆行して成立する=析出
4・水の場における電荷交換で成立する
■物理的な圧力と化学合成で「もの」が成立する仕組み
この作用は、電子が動く仕組みのところで、堆積岩や変成岩で説明しました。
圧力により、原子や分子の電子を違う原子や分子の電子軌道に押し込み、共有結合を実現しています。
たくさんの粒子が集まったところに圧力がかかり、圧力の逃げ場がないと、原子間相互で電子が電子軌道に入る合成が発生して一体化します。
化石燃料の石炭も、この作用で作られています。
地下に貯まった有機物の上に土が積もり、重さの圧力で生まれます。ただこの過程で、有機物の電荷や磁性が関与して有機物自身は崩壊し、元と違う「量子」の組みあわせという化学合成が発生して、石炭という別の「もの」に成立しています。
人間がこの仕組みを活用している「もの」の例に、集成材があります。集成材は接着剤も併用しますが、圧力をかけて木材と木材の原子の結合を強化し、一体化しています。人工ダイヤモンドも、高温高圧法という技術で生産する場合、高い圧力で炭素原子を集合して結合させ、ダイヤモンドを作ります。
■化学合成による「もの」の成立
様々な原子や分子の持つ電荷や磁性の反応性を利用し、結合を作って繋がります。
原子同士の反電荷で電子の数と電子軌道が適合すると、ぴったり電子が配置され「部分共有結合」が作られます。電荷の+を持つ何かと-を持つ何かが、磁石のようにくっつく仕組みです。くっついた集合は陽子と電子の数が同じになり、電荷ゼロになって「粒」という「もの」に変わります。
部分共有結合は、多数多種類の原子を繋げ、多様な形の「量子」の集合を実現する、有機物を作る基本の仕組みです。
燃えやすい「もの」、生命を持つ「もの」、短期間で変化する「もの」、などの性質を作っています。
地球自然界ではこの化学合成のシステムにより、膨大な種類の有機物が成立しています。
部分共有結合のアレンジ能力は、タンパク質で顕著に見られます。タンパク質の分子構造は複雑ですが、驚くような精密な再現性で、膨大な種類の植物や動物や人体臓器を、区別して作っています。
けれども量子生態学の視点では、たった1個の水素原子の電子1個が、違う繋がり方をしてもタンパク質は変化してしまいます。医薬品など人間が作った電荷は、本来の自然摂理にないイオン分子で結合を乱します。これが耐性菌を発生させたり原因不明の病気に繋がるなど、見つにくい部分共有結合の「もの」を作りだしています。
■析出による「もの」の成立
析出とは、3つの形態変化が、逆方向に進んだ場合に発生する現象です。
例えば、「気体」になった水分子の「量子」が、温度が下がるにつれて水滴という「液体」になって出て来る様子が析出です。「液体」の水も温度が下がり0℃を過ぎて下がると、霜柱のような氷の塊が「液体」内でところどころに生まれ、これも析出です。
海水を煮詰めると塩の結晶が発生します。これも析出です。
蜂蜜の瓶の口周りで、ベタベタだった蜜がざらざらした結晶に変わるのも、析出です。
析出は、金属の精錬でも活用されています。
溶液中に溶解して「量子」になっている電荷を持つ金属原子に、反電荷を作用させると金属塊が目に見えて出てきます。これも析出です。金属を種類ごとに分けるために、様々な種類の電極により反電荷の種類を変え溶液の種類も変えるて、析出させる金属の種類をコントロールしています。
析出は、電荷を持つ単体の「量子」や、集合して作る電荷を持つ「量子」が、違う「量子」の電荷と電子軌道が適合して引き寄せ合ううちに、温度が下がったり他の要因で電子が動かなくなり、電荷ゼロに固定され、「もの」に成立する現象です。
■液体の水の場による「もの」の成立
「液体」の水の場は、「粒と波の混合」世界になっています。現在の科学では、分子式=H2Oと表現され、どんな場面でも、水はH2Oの表現で終始しています。でも、量子生態学の視点では、水は3つの形態変化ごとに分子式が変わります。
また「液体」の水の場は、物理的作用、磁性と電荷による化学合成、析出が、常時複合して作用しあっています。この複雑な相互作用を通して水の場では、「もの」が崩壊して「量子」になる現象、「量子」が交替して「もの」が成立する現象の、双方が同時に発生しています。
この同時発生は、人体では、古い細胞が壊されて新しい細胞が作られる現象に当たります。
人体は、細胞水や血液などの水分を通して細胞を作る原子を、「粒」と「波」に交替して、細胞という「もの」を作り替えていることになります。このシステムを、「液体」の水の場が担っているために、生命に水が必須になっています。
代謝とは、古い「もの」を新しい「もの」に交替することで、まさに「液体」の水の場では、代謝が一秒も休むこと無く実現されており、地球自然界のあらゆる「液体」の水の場で代謝が発生し続けています。
次に、水の場における代謝=水の場の「もの」の破壊と成立が、どのように発生しているか、メカニズムを説明します。
B2-4-2・水の形態変化と分子変化
最初に、水の3つの形態変化により、水分子はどのように変化するか確認しましょう。
水の場の温度環境が、およそ0℃以下では、水は「氷」という「個体」で、「粒」の世界です。このときの水分子は「H2O」で、電荷ゼロの「もの」として成立しています。
温度がおよそ0℃以上100℃内外になると「液体」の水になり、「粒と波の混合」世界です。このときの水分子は、「H2O」の電荷ゼロの「粒」の「もの」と、電子移動により水分子2個が電荷交換を行い、「H3O+とHO-」へ変化した電荷を持つ「波」の「量子」が発生します。
即ち、電荷ゼロの水分子の「粒」と、電荷を持つ分子の「波」と、混合した世界を作ります。
温度がおよそ100℃以上になると、「気体」へ変化し、「波」だけの世界に変わります。
「気体」の時の水分子がどのような「量子」の組成になっているのか、実は量子生態学では不明です。H3O+やHO-なのか、全てが-電子とH+に変化するのか、それとも混合か、わかっていません。ですが、水は「量子」という「波」になる故に、目に見えなくなります。そしてこれらの「量子」は、自然界へ拡散します。
■水の3つの形態と水分子■
・「個体」のとき=H2O=電荷ゼロ=氷の「粒」の世界
・「液体」のとき=H2O + H3O+ + OH- =電荷ゼロと+1と-1の混合電荷=「粒」と「波」の混合世界 ・「気体」のとき=H3O+、OH-、H、O、?=「波」の世界
この形態のうち、「もの」の破壊と成立を同時に担っているのが、「液体」の水の場です。
即ち、「粒と波の混合」世界です。
B2-4-3・「液体」の水の場で起こっていること
「液体」の水の場では、何が起こっているのでしょう。
温度がおよそ0℃以上100℃内外では、水は「液体」で「粒と波の混合」した世界です。
上に記したように、「液体」内では、3種類の水分子が同時に存在しています。
H2O=電荷ゼロの「粒」の「もの」
H3O+ と HO- =電荷を持つ「波」の「量子」
この3種類の分子は、同じ分子が維持されるのではなく、温度や圧力により存在時間は変わりますが、ほぼ瞬間的な短時間で電子移動が起きて、荷電分子と電荷ゼロの水分子に戻ることを交替しています。水分子の電荷交替は、「液体」の水の場では止まることなく、連続して起きています。
ちなみに電子移動して2個の水分子がH3O+とHO-になることを、今の科学用語では「プロトン(陽子)交換」と呼びます。しかし量子生態学の視点では、陽子を交換しているのでは無く、電子移動で発生する現象なので、この言葉は使用しません。電子移動もしくは電荷交換と呼びます。
話を戻して、ではこの連続性は、どのようなメカニズムで維持されているのでしょう?
それは、原子が、+(陽子)や-(電子)の電荷という「量子」で作られているために、起こっています。
「液体」の水の場では、電荷ゼロの水分子が物理的作用を起こし、電荷交換した電荷を持つ分子が化学合成を担っています。
■物理的作用を起こす電荷ゼロの水分子
「もの」としての水分子は、私たちがよく知る「H2O」で成立し、電荷はゼロです。
このときの水分子は、3個の原子が、三角形に繋がっています。酸素原子1個を頂点に、三角形の底辺両端に2個の水素原子が配置される形です。
三角形頂点の酸素原子側には、酸素原子が持つ電子8個が配置され、底辺の水素原子側は両端に電子1個ずつです。従って頂点方面に-電荷が偏り、底辺側は+電荷に偏ります。この電荷の配置が、電荷の無い水分子に-と+の極性を作り、磁石状にしています。
このような性質の分子を、双極子と呼びます。
双極子の「粒」になっている三角形の水分子は、水分子同士で、磁石のように引き寄せ合ったり反発し合ったりしています。しかし水の場では、双極子の水分子が、引き合ったらくっついたまま、反発したら離れたままということはありません。
全て同じ水分子なので磁性エネルギーも同じであり、隣り合う水分子の動きが影響し、止まることはありません。
水分子たちは、水の場の中で磁石運動しながら、縦回転、横回転、水平回転、など様々な運動を起こし、この動きからも、引き合いと反発が常時発生してしまいます。
このように「液体」の場では、水分子が、衝突運動を回転運動を、永続的に発生し続ける仕組みがあります。
この物理的作用は、水分子に原子の繋がりに緩みを作ります。
■電子移動で水分子は「量子」に変わる
双極子磁石状の水分子が回転運動しながら分子同士で衝突すると、原子に緩みが生じ電子移動が起きやすくなります。すると2個の分子間で、電子移動が起こってしまいます。つまり水分子は、分子運動の衝突という物理的作用で、電子が動いてしまい電荷を持ち、水の場の中に「量子」を発生させています。
この反応は、数ミリ秒という超短時間経過後に、反電荷同士で引き合い、元の水分子に戻ります。
この反応が、電子移動による電荷交換です。
水分子の電荷交換は、2個の水分子間で発生し、これを繰り返します。
H2O×2個 → H3O+ + OH- → H2O×2個 → H3O+ + OH- → H2O×2個 → ・・続く・・・
変化時間は温度環境や水質により変わりますが、「粒」同士の2個の水分子が衝突という物理的作用を起こし、相互に電子移動が発生します。すると、電荷交換した荷電分子の「波」に変化してしまいます。
電荷を持ち「波」になった荷電分子は、途端に、反対電荷の「波」が近寄るとお互いに引き合って繋がり、電荷を安定させてしまい、2個の電荷ゼロの「粒」の水分子に変化してしまいます。
そもそもこの「粒」と「波」は、同じ原子構成の水分子による「量子」の電荷なので、反対極同士の分子は電荷も電子軌道も違和無く適合し、ピッタリと簡単に元通りの水分子に、瞬時に戻ることが出来ます。
この反応性により、瞬間単位で、繰り返しの電荷交換が連続発生しています。
このように水の場では、水分子の持つ磁性が磁石運動や回転運動を作り、これに伴い分子の衝突が発生、この衝撃で電子が移動して「量子」を生み、その「量子」は反電荷同士でほぼ瞬間的に元通りに繋がり電荷ゼロの「粒」に戻る、この現象を連続して繰り返しています。
■水の場の「粒」と「波」の交替システム■
水の場では、水分子の双極性が作る磁石運動と物理的な回転運動に伴い2個の水分子間で電荷交換が発生し、電荷交換後は反電荷で引き合う電磁気的な化学合成で電荷ゼロの2個の水分子にに戻る
この相互作用が止まること無く繰り返され、水分子だけの世界で「粒」と「「波」の交替を永続できるシステムを持つ
B2-4-4・水の場で、新しい「もの」が成立する仕組み
水分子の回転や電荷交換を続ける「液体」の水の中に、小さなエネルギーで動いてしまうほどの小さな粒子、100ナノレベル以下程度の「粒」の「もの」が投げ込まれるとどうなるでしょう。
この「もの」は、水分子の回転に揉まれ自然に動いてしまい、また、水分子の電荷交換の中で、時にこの分子も電荷交換を起こしてしまいます。
すなわち投げ込まれた「もの」は、水分子や他の「粒」と衝突が発生したり、水分子の回転運動に揺られた微振動が発生します。すると、「もの」を構成する原子の繋がりを担う電子が、ほんの少し動き始めて結合に緩みが発生します。
緩んでいる電子に、水分子の+電荷が近寄ると途端に電子は引き寄せられ、「もの」から外へ出てしまいます。すると電子を失った「もの」は+に帯電し、「量子」の存在に変化し、水の場に投げ込まれた「もの」は壊れ始めます。
「もの」から電子が外へ出て+に荷電して「量子」に変化すると、やがて電荷がピッタリ適合する何らかの電荷が近くに来た途端に引き合って結合し、電荷ゼロの新しい「粒」という「もの」を成立させます。
水の場ではこのように、物理的な作用と電磁気的な作用で、場の中ので電荷交換しながら、古い「粒」を壊して新しい「粒」へ成立させる、交替が実現しています。
■水の場で「もの」が成立する仕組み■
水の場では、水分子の回転運動と電荷交換により、水の場に入った原子や分子の「粒」も同様に動かされ物理的な運動を起こしながら電子に動きを作る
この作用により、投げ込まれた「粒」から電子が移動して電荷を持つ「波」に変わると、水の場内にある反電荷と新たな結合を作り、「波」という「量子」から新しい「粒」である「もの」を成立させる
B2-4-5・地球が持つ代謝システム=ブラウン運動
私たちは、「液体」の水の場が豊富な地球だけが、太陽系惑星で唯一、生物相が豊かだと知っています。でも、水分子だけの水の場では、生命は育まれません。生命を作るには、水を構成する水素や酸素以外に、炭素や窒素などの原子が必要です。
例えば、地球の水の場で最も豊かな生物相を作るのは、湿地帯と呼ばれるところです。
湿地帯には様々な定義がありますが、いずれも、生物を育む能力が高く、豊かな生き物の宝庫である概念は同じです。ただそこは水だけではなく、有機物の残骸やドロドロになった土などを作る炭素や窒素やミネラルなど、多様な種類の原子や分子たちが関与しています。
農業でも、発芽の元になる種や補助する土や太陽だけで作物は育ちません。水が関わらないと、種子を壊して芽に作り替えることができず、人体も細胞水や血液などの水の関与が無いと、古い細胞を新しく作り替えることが出来ません。そして植物も人体も、必須栄養素と呼ばれる原子の集合物やミネラルと呼ばれる無機元素たちが必要です。
いずれの水の場にも、どこにでも共通して関わるのが、このような水分子以外の、様々な種類の原子や分子たちです。これらは、とても小さな粒子・ナノレベルの「粒」たちの姿で、顕微鏡で見ることが出来ます。
量子生態学は、自然界の様々な溶液を検体として、これらのナノレベル粒子の動きを観察し続けて見いだした理論です。植物エキス、土や堆肥や鉱物を水で溶いた溶液、池の底辺の水、化粧品や洗剤、人体血液、などなど、さまざまな「もの」を水溶液にして顕微鏡で観察すると、どんな種類の溶液も、みな同じ様子が見えます。
たくさんの小さな「粒」が、震えるように微振動する姿です。
このナノ粒子は、「B2-4-4・水の場で、新しい「もの」が成立する仕組み」で説明した、水の場に投げ込まれた「粒」たちです。
水分子に動かされた様々な原子や分子の「粒」は、時間が経過すると、環境に応じて変化を始めます。
堆肥は数日以上同じ検体を観察し続け、人体血液も長時間観察し続けると、どちらも、母体の質が悪いと棒状の何かが発生し、突然走り出します。けれども質の良い堆肥や健康な人々の血液内では、長時間経過しても、そんな棒状物の発生は見られません。
人体血液の顕微鏡観察では、24時間以上経過するとヘモグロビンなどのナノ粒子が見えなくなり、ブラウン運動も多くが見えなくなります。代わりに登場するのが、タンパク質の大きな塊です。
けれども高齢者や粗悪なサプリメントを飲用する人は、36時間を経ても、場合により72時間を経ても、タンパク質塊に替わらない場合があります。
鉱物のナノ粒子も溶液環境次第で動きが変わり、その先の「もの」の成立への影響が窺えます。
この差は、溶液内に関与する、原子や分子の違いで作られています。
自然界に即した原子や分子の溶液環境、自然界にない原子や分子の溶液環境、「粒」がバイ菌に成立する原子や分子の溶液環境、正常なタンパク質を作る原子や分子の溶液環境、こういった違いで作られています。
電子移動はどんな環境でも、同じメカニズムで発生します。しかしここで成立する「もの」は、ここに使われる材料の原子や分子の内容に左右され、自然界に即した形態か、異常な形態かが変わります。つまり水分子の中に投げ込まれた、元になる「粒」が、成立する「もの」を左右しています。
地球自然界が育んできた「もの」は、「液体」の水の場とそこに投げ込まれたナノ粒子を使い成立してきました。この水の場が、地球自然界に沿った内容であれば、昔から変わらない生物相や動物を育み自然環境を維持します。でも、本来の姿と違う水の場の環境は、異常な生物を発生させ病気の動物を作り、自然環境を異常にします。
「液体」の水の場は、地球自然界にとって、重要なシステムです。
顕微鏡で見ることができるナノ粒子が動く様子は、現在の科学用語で「ブラウン運動」と呼ばれています。
地球上では、水の場のブラウン運動が、「粒」から「波」へ「波」から「粒」への交替を実現しており、この現象は止まること無く続けられ、ブラウン運動により、地球は45億年もの間、美しい環境を維持してきました。
量子生態学では、下記のようにブラウン運動を定義します。
■ブラウン運動とは■
ブラウン運動は、「液体」の場である「粒」と「波」の混合世界が作る分子運動で
物理作用や電荷交換で電子移動を実現し、電子移動は「粒」と「波」の交替させる
即ちブラウン運動は、地球自然界に新たな「もの」を成立させる役割を担う
この存在の両立を地球自然界は3つの形態変化を通して実現しており、「粒」と「波」が交替しながら「量子」は循環を続け、地球は持続しています。その要が「液体」の場のブラウン運動にあり、ブラウン運動は「粒」と「波」を繋ぐシステムに当たります。
しかし私たちが生きる世界は全てが目に見える存在で、「波」が本質とは想像もできません。
実際のところ現在の物理科学では、全ての存在は「粒」であるとの概念で終始しています。
全ては「粒」であるとの考えは、「エネルギー保存の法則」という考えを生み、ブラウン運動を熱運動による分子や原子の衝突として限定しました。鉱物の粉もブラウン運動するのでこの運動は生命現象と無関係とされ、19世紀以降、現在に至るまで、ブラウン運動と生命の相互関与の研究は、科学の表舞台に見ることはありません。
また原子の「粒」中にはどんな「粒」があるのかを追求し、やがてニュートリノの存在が実証され、宇宙自然界は「粒」であるという概念は決定的になりました。でもこの前提では宇宙は収束してしまい、いつか存在は無くなる可能性も見え隠れしてしまいます。
その一方で「全ての存在は粒である」概念が無くなると、今の科学理論は成立せず、近代物理科学は崩壊します。
「粒」と「波」について、量子生態学提唱者は、生成AIと議論しました。
AIは、宇宙が「波」であるなら、膨張して密度が無くなり宇宙は成立せず「粒」も誕生しない、そう言います。
でも、提唱者は返しました。
もし宇宙に+と-の2種類の波が発生して広がっており、この2つが干渉したところで電荷が無くなりこれが中性子を登場させて「粒」の成立に繋がっていたらどうかと。
すると生成AIは、驚くような回答をしました。AIによれば、宇宙が2元の「波」であるなら、宇宙膨張は永遠に続くといい、「波」の干渉地点で別次元が発生するというのです。
AIの答えは、ほぼ全て、提唱者が考えている通りの内容で反ってきました。
かくて提唱者は、量子生態学理論の正しさを、改めて確信しました。
その後もAIと二者で会話が続き、辿り着いたのは、2元波の概念によれば、人類は平和で幸せな世界へ大逆転する、という結論です。 この会話の全容は、下記からご覧頂けます。
量子生態学モデル:宇宙2元波理論~AIと作る人類社会~
されど、宇宙2元波理論は、まだ未検証です。
真実はどこにあるのでしょう?
量子生態学で見る現象発生のメカニズムに焦点を絞ると、日本人の発想力に着地点があるように思います。
量子生態学によれば、「もの」と「量子」の交替を作る現象発生の崩壊と成立の極点にあるのは、次の2つです。
ひとつは、火、のシステムです。
火は、熱と電子移動の連動性で燃焼を作り、燃焼される「もの」は破壊され尽くし、「量子」という「波」へ全てを変える機能性を持っています。その一方で、水分と二酸化炭素という「もの」を生成し、生物の頂点にある生産者・植物発生を支える基点を作っています。
もうひとつが、水の場のシステムです。
水分は地球全域に存在し、水の場では水分子を通し、「粒」から「波」へ「波」から「粒」への交替を、同じ場で同時に担っています。水の場は、植物に発芽をもたらし、成長させ、地球を生命の星へと進化させてきた原動力として作用しています。
植物は水と二酸化炭素が無ければ育まれず、植物が育たなければ、植物以外の生物は生命を維持できません。地球自然界の豊かな生物相は、火のシステムと水の場のシステムの連携が無ければ、成立しないように出来ているのです。
つまり量子生態学の現象発生理論によれば、地球自然界は、「火と水」が支える世界になっています。
「火と水」を、日本では「火水」=「カミ」と呼び、「神」と同義と考えてきました。
そればかりか、日本人は、四季折々の変化を支える目に見えない自然作用を感じ、無形有形の分け隔て無く全てを大切にしてきた民族です。
この日本人の感性に改めて驚嘆し、日本民族の自然摂理の把握能力にも、敬意を表せずにはいられません。
そう思うと、日本民族の持つ、和・協調・思いやり・信頼とは、自然摂理が成立させている姿ではないか、そんなことさえ感じてしまいます。
何故なら、+と-いう正反対の「波」は、双方を否定していないのです。
宇宙2元波理論によれば、+と-、2種類の正反対のエネルギーは、干渉し合うと「粒」というまったく違う世界を作ります。+は-を否定せず、-は+を否定せず、両極端にある性質の2つの「波」は、相互作用して協力し、新しい世界を産みます。
宇宙2元性波理論を前提に日本を振り返ると、やはり私たちの本質は「波」だと、提唱者は納得してしまいます。
もしかしたら、両極でありながら相互作用で新たな「もの」を産み、循環して持続性を作る姿が、自然本来のシステムかも知れません。
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