地球温暖化理論更新日:2025/09/08

ここ数年、世界各地に異常な暑さが押し寄せています。
暑さというより猛烈な熱波で、太陽光の下に居ると、バーベキューの炭火の前で焼かれているような感覚を覚えます。
ヨーロッパは2022年が記録中最も暑い夏になったと言われ、今年は6月に集中して世界中で熱波が発生しました。
専門家はヒートドーム現象や都市部のヒートアイランド現象、もしくは偏西風や気圧バランスの影響を説明し、いずれも「温室効果を持つ二酸化炭素などの温暖化ガス(温室効果ガス)が原因」としています。
温室効果ガスの機能性は地球形成時代に、地上を適度な温度に維持する環境を整えました。しかし発生量が度を超え、熱を蓄積し続けているというのが温暖化の要因です。また、温室効果ガスの機能性に赤外線吸収があり、吸収した赤外線が熱源となって再放出されているとの説明もあります。
でもここ数年、暑さは異常で、従来と違う様相で激化しています。冒頭で述べたように、太陽光は日差しという概念は無くなり、火で炙られるような痛さです。一方、日陰に入るとこの感覚は無く、曇った日は晴天日ほどの異常温度には到達しません。なんとなく魔法瓶効果や蓄積赤外線原因説は、熱波の発生要因とほど遠いイメージで違和感があります。
温暖化や大気の赤外線蓄積は地球規模で大陸や海流レベルで影響すると思うのですが、今の異常は、局所的に猛烈なエネルギーで発生しており、竜巻や豪雨が起こす被害状況は従来と大きく違っています。このように特定地域の小さなエリアで、想像を絶する異常気象が発生することも不思議です。
確かに温室効果ガスが、年々少しずつ地球規模で気温を上げてきた経緯はあっても、ここ数年の急激な熱波現象には、違うメカニズムが関与していると思わざるを得ませんでした。
それが何なのか?、頭で考えながら日々のニュースに接し、地球全体、自然界全体で、現象がどのように連続して起こっているかシュミレーションし、量子生態学の視点で紐解いてみました。その結果、別の原因が浮かんできました。
量子生態学の視点によれば、熱波のメカニズムはどう考えても地上大気圏内の異常な電子移動と励起現象の誘発です。これを前提に、世界の出来事を追って得た結論が、商業衛星と呼ばれる人工衛星の低軌道飛行の増加です。
現在、世界経済界は宇宙ビジネスを加速化しており、人工衛星の商業使用に膨大な投資を開始、各国政府が事業を後押しして推進しています。しかし量子生態学の視点では、商業衛星打ち上げは地球自然界にとって悲劇的な恐ろしい行為で、地球上空に飛行する商業衛星がこれ以上増えたら、軽く世界各地で50℃越えが多発、海水温は容易に上昇し40℃越えも間近と結論せざるを得なくなりました。
そうならないことを願い、急ぎ、量子生態学で紐解いた地球温暖化理論を、世の中にお伝えする必要性を感じ、ここに記します。
以下の目次です。該当場所をクリックすると、そのパートへ飛べます。
B1・基礎理論で、自然界の3つの形態変化を説明しました。
即ち自然界は、粒と波が交替しながら循環する世界で、地球上では3つの形態変化を通し、循環を実現しています。
温暖化のお話しの前に、もういちど、基礎理論に記した自然界の本質を、おさらいしましょう。
自然界は、「個体という粒だけのもの」→「液体という粒と波の混合したもの」→「気体という波だけのもの」を経て、粒と波の性質を交替しながら、電子移動を通して「もの」の「成立と崩壊」を実現しながら循環を作っています。
粒から波への変化を起こす原因が電子移動で、電子移動と温度変化は連動しています。
例えば水が「氷の時」は、「個体」という電荷ゼロの「粒」の状態で、0℃以下の温度帯で成立します。
鉄が「鉄塊の時」は、鉄が「個体」という電荷ゼロの「粒」の状態で、普通の地球の温度環境で成立します。
「氷」の存在域気温が上がり0℃以上になると、氷を形成していた原子の繋がりから電子が動き出し、「個体」と言う電荷ゼロの「粒」の存在の中に、+または-を帯びたイオン化分子という「波」の存在をところどころに作ります。すると「個体」だった氷は、「液体という、粒と波が混合したもの」に変化します。
「鉄塊」は、溶鉱炉に入れると高温に晒され、およそ1500℃以上になると電子移動が始まります。「個体」という電荷ゼロの「粒」の集合である鉄塊から、あちらこちらで鉄塊から電子が遊離されると、鉄原子は+に帯電した「波」の存在に変わります。すると溶鉱炉内の鉄原子の集合域は、電荷ゼロの「粒」と遊離電子やイオン化した鉄原子による「波」の混合になり、溶鉱炉の中の鉄はドロドロになります。これが水で言う「液体」と同じ状態です。
氷が全て溶け、「液体の水」の存在領域が一気圧で100℃を超えると、原子を繋いでいた全ての電子移動が完了します。すると、「液体」を作っていたあらゆる原子は、遊離した電子とイオン化した原子に変わり、電荷ゼロの「粒」は無くなり全てが「波」に交替します。
これが蒸発の本質です。
溶鉱炉の中の「液体」になったドロドロの鉄も、加熱し続けておよそ2900℃近くなると、「個体」として「粒」になっていた全ての鉄分子から電子が遊離、鉄原子は全てイオン化して「波」だけの存在に変わり、「蒸発」と呼ばれる現象を呈します。
植物も人体も鉱物も全て同じです。
「個体という粒だけのもの」→「液体という粒と波の混合したもの」→「気体という波だけのもの」の変化を通し、あらゆる原子が循環し、地球は40億年もの間、存在が維持されています。
詳しくは、B1・基礎理論で説明していますでのご覧ください。
1-2・自然界に見る、熱と電子移動の関係
次に、自然界における、「熱」の存在について説明します。
ここで最初に認識していただきたいのが、「自然界には電子移動と熱が相関関係する基本的なシステムがある」ことです。
この前提の下、電子移動と熱の関係を、日常生活の視点で見てみましょう。
例えば米ぬか酵素風呂、米ぬかを発酵させると60℃前後まで熱を発生し、この熱を持った米ぬかにすっぽり身体を埋めて発汗を促しデドックスを兼ねて、健康に寄与するお風呂があります。米ぬかの発酵には、米ぬかが持つ微生物が関与します。
堆肥作りも同様で、生ゴミリサイクルや牛糞堆肥製造では、微生物による発酵を活用して廃棄物を分解して堆肥へ変化させ、この過程で50~70℃前後の熱が発生します。
いずれも微生物たちの仕事で生まれる変化ですが、微生物が行っているのは、住処となる対象の「もの」から電子を動かすことです。つまり「廃棄物」を作る原子や分子を繋いでいた電子を動かして微生物分解という現象を作り、新たに原子や分子をを組み換えて「堆肥」に交替しています。この過程で電子移動が関与するので、熱が出ます。
量子生態学では、自然界は電子移動と熱の相関関係で変化していると捉えるので、発酵の過程で生まれる熱について、このように説明します。
一方、今の科学界では「微生物による発酵熱」という説明で終始し、これは自然界の根本的なシステムやメカニズムの説明ではありません。
人体も同じです。
人体は、血液内のヘモグロビンが酸素を運び、届いた部位で酸素を外して酸化能力を作ります。この能力が酸化現象である電子剥奪で、これで電子移動を実現し原子や分子の繋がりを無くし、古い細胞を壊します。同時に酸素が外れたヘモグロビンはmRNA遺伝子に変化、哺乳類胎生動物という種の遺伝情報を伝え、ここにDNAの遺伝子情報が合成され、哺乳類の中の人間になる区別と両親から伝わる個体特有の遺伝特質が反映された、新しい細胞を形成します。
体内に運ばれた酸素が古い細胞を壊す際に細胞を作っている原子や分子の繋がりから電子を動かしたり、遺伝子たちが新しい細胞のために電子を動したりして、全身で電子移動が常に起こされ熱が生まれ続け、体温を作っています。酸素が行き渡らないと電子移動が起こせず冷えが生じますが、近代医学では「血流が悪い」と説明します。しかし血流が悪いとは状況説明で、自然界の根本的なシステムやメカニズムに基づく説明ではありません。
哺乳類胎生動物として人体が持つ体温は36℃~37℃前後の一定で、この温度が一生涯維持できる電子移動の実現で作られており、自然界システムは本当に奇跡的で、感動を覚えます。
病気の発熱も同じです。
風邪やインフルエンザなどに罹ると病原菌が体内に入り、毒成分を排出します。毒成分は+電荷を持つものが多く、正常な細胞から電子を奪うので細胞破壊が進みます。病原菌の電荷特徴により影響する部位が違い、それぞれ特有の症状が発生します。
+電荷を持つ毒成分が-電荷の電子を奪うため、今までに無い新たな電子移動が起こり、これが通常の熱に加算されて発熱に繋がります。
調理も同じです。
調理は、電子移動と熱の関係を最大限に活用する技術で、料理の材料という「もの」を崩壊させて、新しい「もの」を作る行為です。
お米はもちろん、大根もジャガイモも人参もゴボウも、水を入れ火に掛けると柔らかなり、食べやすなります。無水鍋や無水料理など水が関与しなくても、相応の加熱法で柔らかくできます。柔らかくなったものをさらに加熱し続けると、お米では粒が見えなくなるお粥になりますし、大根もジャガイモも人参もゴボウも、同じようにドロドロになります。
固いお米でも電子が移動すると原子が繋がる力が薄れ、「もの」は崩壊へ向かい柔らかくなりますが、これはお米や大根を作る原子の繋がりの電荷ゼロの「粒」に対し、火を使い加熱して温度変化を作り電子移動を促し、イオン化した「波」を発生させる行為です。
つまり調理は、加熱することで電子移動が起こる環境を人為的に作り、「個体という粒だけのもの」から「粒と波の混合したもの」へと交替させており、この様子を私たちは、「煮えた」とか「炊けた」と表現します。
この行為に応用しているのが、「熱と電子移動という自然界の基本的なシステム」ということは、理解できると思います。
では、電磁調理器はどうでしょう。
電磁調理器は、「火」と逆の現象を作り、素材を煮炊きしています。
即ち、電磁波で電子移動を先に起こし、これに伴い熱を発生させる仕組みです。
電磁調理器の発する電磁波が、電子移動を続々と進めることで熱も続々と生まれます。私たちは電気の力で熱を作り煮炊きしているように思っていますが、実は電子移動を人為的に優先して起こすことで、熱を後続発生させています。
電子レンジもこれと似たような仕組みで、電子移動を発生させて熱を生み、暖めたり調理しています。
同じ現象をパソコンやスマホでも、私たちはいつも経験しています。
パソコンやスマホの中にある半導体は、電子移動を猛スピードで起こしています。これに伴い熱を発生するので、パソコンもスマホも使い続けると熱くなってしまいます。
つまり自然界は、熱変化で電子移動を生むか電子移動を作り熱を発生させるか、どちらも可能な、電子移動と熱が相互作用する世界です。
熱が先にあり熱環境に促されて電子移動が起こる仕組みが、火などによる「外部熱」を使う手法です。
電子移動の発生に伴い熱が生まれる仕組みが、電磁波などの「エネルギー波」で電子移動を起こす手法です。
前書きで記した通り量子生態学では、人工衛星は熱波系温暖化の原因と考えています。特に、低軌道中の1000km以下で飛行する衛星が問題です。
現在、人類社会では、この高度の衛星ビジネスを、世界中で拡大させる様相を見せています。しかし量子生態学の視点では、これに伴い温暖化はヒートアップ、膨大な資金と労力を掛けて地球をぶち壊す仕事を促進しています。ここ数年の熱波は、この人工衛星が原因ですから、今上がっている1000km以下の衛星を下ろすだけでも、かなりの確率で地球の温暖化を前戻しできるでしょう。また、自然災害も減らせると思います。
では、「どのようなメカニズムで人工衛星が熱波系温暖化を作るか?」ですが、これは後に回し、先に人工衛星について、基礎的な内容を押さえておきましょう。
宇宙ステーションはもちろん、最近よく聞くスターリンクも、気象衛星も、人工衛星です。用途に応じ種類が分けられており、「技術開発・試験衛星」「地球観測衛星」「通信放送衛星」「有人衛星」「惑星探査機」「科学衛星」「測位衛星」などの分類で、目的に応じて飛行する高さが違います。
飛行高度は3種類ですが、低軌道の部分だけ、覚えていてください。
・LEO:低軌道(Low Earth Orbit)
高度約200km~2000km
地表に近い位置を飛ぶ衛星軌道です。地球を観測して地上にデータを送るなど、地上を良く観察できる高さが必要な衛星や、地上との交信が目的の衛星が多く飛ぶ位置です。スターリンクがおよそ550km程度を飛行、宇宙ステーションも低軌道の範囲内で飛んでいます。
・MEO:中軌道(Medium Earth Orbit)
高度約2000km~36000km
高さによる広角視野が得られるため、広範囲で地上を把握したいGPSなど、主に位置測定のための衛星が使っています。
・GEO/HEO:静止軌道(Geostationary Orbit)または高軌道(High Earth Orbit)
赤道上約36000km
地球の自転に沿って動き、常に同じ位置条件で地球を把握可能で、気象衛星や無線通信の中継衛星、放送衛星が飛行しています。
次に、これまで打ち上げられた、世界の人工衛星数を見てみましょう。
人類が始めて人工衛星を打ち上げたのは、1957年、ロシアのスプートニク1号です。生成AIによれば、スプートニク1号の打ち上げ以降、2019年までに全世界で上げられた累計数は、9036機です。2019年以降の打ち上げについて、正確な数字がみつからず、生成AIの、Glock・chatGPT・copilot・geminiと、念のため複数で確認してみましたが、微妙に数字が違います。
全体の数字が掴めなかったのであちこち拾い、国連データを踏まえて総合すると、概ね下記と考えられます。
・2019年までの累計数=9036基
・2020年=1274基
・2021年=1809基
・2022年=2368基
・2023年=2900基
・2024年=2849基
・2025年6月末=2022基(国際衛星識別符号数)
行方不明になったり降下させた衛星もあり飛行実数は不明ですが、この数字をそのまま合計すると、22,258基です。しかも2022年以降~現在のたった3年半だけを合計すると10139基、3年半でこれまでの衛星のほぼ半数が新たに飛行開始しています。
また、6月に熱波が集中した今年2025年は、6月末までに2022基と、今まで1年間に打ち上げたと同じ数の衛星が半年間で上げられています。
2022年は、ロシアのウクライナ侵攻の年でした。この年、スターリンクが大量に打ち上げられ、無償で通信衛生環境をウクライナに提供しました。提唱者は、この年の日本の夏が前年より暑いと感じ、戦争の火薬類や電磁波などの影響を疑いましたが、スターリンクの影響も頭をかすめていました。その後、毎年、夏の暑さの異常が増すような気がして、次第に原因とメカニズムを探るようになった経緯があります。
調べてみるとスペースXのサイトでは、打ち上げ実績数7946基、うち正常稼働数6751基(2025年2月27日記事)と報告しています。
スターリンク打ち上げが最初に成功したのは2019年、2025年初で6751基ですから、猛烈な勢いで打ち上げを続けている様子がわかります。且つスペースXの一人勝ちを阻止しようと、世界中で衛星ビジネスが活発化、特に小型衛星を大量に打ち上げる、衛星コンステレーションビジネスが注目を集めています。星座(constellation)のように人工衛星を並べて連携させるシステムを、低軌道上で稼働させる事業です。2040年には1兆ドル規模とされ、日本政府も同調、宇宙ビジネスを推進しています。
このビジネスが温暖化にどのように影響するか、説明をもう少し後に回し、次は地球の空の構造へ話題を変えます。
地上からの高さに順じて、次の4つの圏域に分けられています。
・0~10km:対流圏
水分が一番多いエリアのため、雲や雨や風などが発生します。飛行機もこの高さ内を飛んでいます。上に行くに従い温度が下がり、この様子は高地や高山山頂が寒いことを通して皆さんも良くご存じでしょう。
・10~50km:成層圏
酸素が主成分の、オゾン層があるエリアです。原始地球時代に地球特有の生物が発生し、その後放出開始した酸素が太陽の紫外線と反応してオゾンが生成されるようになりました。このオゾンが蓄積保持されてオゾン層を形成、今の快適な地球が整い現在に至っています。飛行機が安定して飛べる位置で、水平飛行ルートに指定されるエリアでもあります。対流圏の最上部では地球は低温でしたが、オゾン層が形成されるこのエリアでは、温度が上がります。理由は、紫外線が酸素に当たる際に電子移動を起こして熱が発生するためで、紫外線と酸素による電子移動量が絶妙に維持され続け、地球は安定した気温帯が維持されてきました。
・50~85km内外:中間圏
地上で生まれた大気は、上空へ上がりますが、全部が上へ行くわけではありません。対流圏と比較すると、中間圏上部までの間に空気は希薄になり、上に行くに従い原子や分子の存在量が減りオゾン生成量も減ります。連動して電子移動量も減るので成層圏より気温が下がり、中間圏とこの上の熱圏の境目は、地球上空で最も温度が低いエリアになります。
・85km以上~1000km内外:熱圏
この熱圏と中間圏との境目以降、熱圏上空では気温が上がります。このエリアの大気はさらに希薄で電子移動量は低減しますが、違う仕組みでも電子が動いています。それが励起と呼ばれる、電子が単独で活性化して動く現象です。地上から上がってくる大気に太陽の紫外線や放射線が当たり電子移動が起こるとともに、励起によりそこにある電子たちの運動は活発化し、これに伴い発熱し、総合的な熱量が増します。
地上で生まれた大気のうち上空へ一方通行で進む原子や分子の種類に多様性はなく、上空では地上のような豊かな「もの」の形成には繋がりません。希薄な原子種類の電子移動で、遊離した電子とイオン化した原子がプラズマ状で存在し保持されており、これが電離層になります。地上1000km当たりまでが該当し、これ以降さらに上空へ進む原子はより希薄になり、徐々に地球外へと移行します。こうして熱圏上空では、励起と電離が起こり続け、電子の動きが活発な波の世界を作りながら、1000~2000℃ほどの温度帯を構成しています。
・熱圏は、人工衛星で覚えた低軌道=200km~2000kmに重なる位置にあることを覚えていてください。
地球上空では、量子生態学で見る「ものの成立と崩壊」を担う電子移動システムが40億年前から作用し、循環構造を整えて大気層それぞれの圏域を維持してきました。多様な生物相を育くむ「ものの成立と崩壊」の循環は、ほぼオゾン層までが限界で、これ以上の層では、地球の豊かさに見るような新たな「もの」の成立は殆どありません。
ここからわかるのは、地上に近いところが「粒」の世界の象徴的な存在で、電離層が「波」の世界の象徴的な存在になっていることです。且つ、電離層は電磁気的な波の作用の世界で終始しながら地球に電磁気のバリアを形成し、大気が地球外へ流れ出ることを防止しています。こうしてオゾン層が維持され、地上の適度な温度を保っています。
地球は、奇跡的、且つ絶妙なバランスの電子移動で、存在が続いています。
B1・基礎理論で述べたように、電子共有の仕組みは「部分共有結合」「全体共有結合」「授受結合」の3つしかありません。これらの結合を担っていた電子が動けば、原子は結合できず「もの」は壊れます。
また、この3つの繋がり方で成立している「もの」は、次の3つの形態変化を経ながら「成立と崩壊」を実現し、自然界で循環を作っています。
「個体という粒の存在」→「液体という粒と波の混合した存在」→「気体という波だけの存在」
そしてこの形態変化を作るのが、原子の繋がりから電子が動き、繋がりを無くす仕組みです。
では電子移動は何で起こるかと言えば熱環境の変化で、地球では太陽熱が影響してきました。
このように自然界は、原子の持つ粒と波の性質が交替する世界で、これを実現するのが電子移動です。
そして電子移動を作る要因が熱環境にあり、電子移動が先に起きれば熱変化が後続し、熱変化が先に関与すれば電子移動が後続する、そんな関係性があります。
こうした現象論を持つ量子生態学によれば、温暖化の原因は次のように説明できます。
地球が異常高温化しているとは、異常な電子移動が起きていることに原因がある
従って、電子移動を異常にしている原因を追求し、これを排除すれば温暖化は防げます。
そして、「熱波」がここ数年連続発生する傾向を振り返ると、温室効果ガス以外の原因の可能性を感じました。なにしろ、温暖化ガスでは、おとなしすぎます。また太陽が出ると猛烈な熱波に繋がり、何らかが太陽エネルギーを増幅させている可能性を感じます。
そこで太陽活動について調べたところ、定期的な太陽フレアや黒点の活性が影響しているのでは無いかとの見解がありました。しかし地球環境研究センターサイトには、これが主因とは考えられないと書かれています。2023年10月時点の見解です。
では何が原因かと再び追うと、どうしても人工衛星の存在を拭えませんでした。
急に温暖化が烈しくなったと感じたのは2022年からで、この年のヨーロッパは歴史上最も暑い夏を経験しました。そして同じこの年に、スターリンクの打ち上げが急増しました。以後、スターリンクは続々と打ち上げを続け、6000基以上が正常起動を飛んでいます。中国も数万機の衛星打ち上げを計画、2024年から開始しています。
2025年6月、今までに無い異常な熱波が、日本はおろか世界中を襲いました。同じ時期、前年までの年間打ち上げ実績数と同程度の約2000基の衛星打ち上げを、世界は達成しています。空を飛ぶ人工衛星は、前年の倍のスピードで急増しているのです。
2022年以降、毎年、前にも増して猛烈な熱波が発生し、今年の6月に強烈な熱波が世界中で発生したことを踏まえると、どう考えても低軌道を飛ぶ人工衛星による影響を、否定できませんでした。
さて、人工衛星開発上、最も重要な課題は、熱コントロールです。
即ち飛行ルート上で、太陽に当たる面は+100~+200℃内外の表面温、陰になると-100℃~-200℃と正反対の温度変化があります。この温度環境が、内部に搭載した半導体などの電子部品や機器類に影響しない構造が必要で、且つ、内部も半導体などから大量の熱が生まれています。
人工衛生はこの全ての熱をコントロールする必要があるのですが、現在、多くの衛星は、内部で発生する熱を外部へ放出しています。
この排出熱が、量子生態学の視点で、熱波発生の懸念材料のひとつです。
次に商業衛星、例えばスターリンクなどが飛ぶエリアは地上300km~1000km前後で、地球大気圏では熱圏に当たる地上85km~1000kmと同等です。そしてここは、電離層と一致します。
電離層は、電子とイオン化原子が電離したままプラズマ状で存在する、波の世界です。この高度を商業衛星は飛行し、内部で発生する高熱を放出しています。しかも、人工衛星と地上間では通信電波が往来しています。
この電波も懸念材料のひとつです。
衛星が出した排熱と往来する電波から窺えるのは、排熱は電子の動きを促し、電波は電子を動かし熱を作る可能性です。そしてこれが、電離層に、どのように影響するか考えてみてください。
どう考えても、電離層の電子運動は異常活性されており、これに伴いプラズマエネルギーが増強しているはずです。
人工衛星を打ち上げ電離層を飛行させた結果、自然界に無い励起現象が電離層に影響して異常エネルギー活性を産んでいる、これが量子生態学の見解です。
電離層は波の世界で、電子もイオン化原子も電磁波形態で存在しています。そして熱を作り、地球を快適な温度帯に維持し、人類に様々な恵みを提供してきました。
ここに人類は、人工衛星という自然界に無い存在を送り込み、電子の動きを加速化して発熱を高めています。
これは何を意味するのでしょう?
この章のタイトル通り、地球上空に、電磁調理器を載せているのと、全く同じ環境になっています。
人工衛星による排出熱も電波の交信も電子の動きを誘発し、これは加熱調理や電磁調理と同じなのです。
熱波の夏、肌に太陽光が当たると感じるバーナーで炙られたような感覚は、本当に調理加熱されているからです。海水も加熱が続き、日本周辺では簡単に30℃を突破しています。地軸と公転の影響で夏と冬がありますが、地球全体では常にどこかの海水域は加熱され、海水がお湯になるのも時間の問題でしょう。
さて、ここで、嫌われる話しをします。
量子生態学は、日本中の国立大学や原子力関係企業団体から、拒絶、否定、無視され続けています。でも、量子生態学を教えてくれたのは、自然界そのものです。従って自然界の代弁者として、言いたくないのですが必要性を感じ、以下に記します。
電離層の状態を、先にプラズマと記しました。プラズマを現行科学では、「個体」「液体」「気体」と同様、自然界にある四つ目の状態と考えています。でも量子生態学の理論として説明しているのは、いずれの状態も、「粒」と「波」として捉えることです。自然界の本質はエネルギーであり、粒は単に電荷ゼロの存在に過ぎません。この起点の概念がそもそも違うので、あらゆる現象論に相違が生じます。
そもそも今の科学概念の、原子は「粒」、量子も「粒」との定義は、100年以上前の科学認識です。
また量子生態学では、「鉱物も生き物で、生物の細胞代謝と同じメカニズムで代謝している、但しそこには中性子の介在が必要で、自然界の鉱物代謝現象は容易に確認できない事情がある」と説明します。ても今の物理科学界では鉱物は生物では無いと定義しており、これも200年以上前の科学概念のままです。
これでは、「地球が生態系という連続的な存在」という考え方を求めても、困難です。ここにそもそも、人類と自然界の間に、大きな見解の相違があります。
この違いを理解するには、量子生態学のB1・基礎理論をお読みいただき、もう一度、ここに記した温暖化理論を考えていただくことをお勧めします。
量子生態学による考え方によれば、今の科学概念のまま宇宙ビジネスを継続し加速を続ける限り、地球は電磁調理が続き、いずれ海は沸騰するでしょう。しかしその前に、外で日に当たれば電子移動が促進され、人体の肌は簡単に電子が剥奪され老化が促進されます。また熱波に晒される瞳は、多くの人々の視力に異常を来すでしょう。そればかりではなく、社会生活の成立が困難になります。
生活への影響を、少しばかり想像してみましょう。
北極も南極も氷は消失、海水面が上昇し、水域に化す地域は益々促進され、より広い範囲で人々は移動を余儀なくされます。誰が衣食住を保証するのでしょうか。
海水温は上昇、河川や湖水温度も上昇、小さな水域で水温が上がり死滅する水生動物が出るでしょう。これに伴い死んだ生物の腐敗が発生、不衛生な地域も出て感染症に繋がる可能性があります。この感染症を、誰が保証するのでしょう?
気温が当たり前に50℃を超えると、農作物も育たなくなります。食べ物は減り、食料争奪戦が始まるかもしれません。
高温で外の仕事が困難になり様々な業務が停滞、生活はどんどん不便になります。エアコンが無いと生活できず、電気の供給量は高まるばかりですが、エアコンや冷蔵庫などの家電製品も不足するようになるかもしれません。
いずれにしても、絶望的な未来しか思い浮かびません。
これを防ぐには、まずは、低軌道圏を飛ぶ人工衛星を、一旦下ろすことを試す必要があります。もし下ろせなければ、高度をコントロールして、電離層から外す工夫が必要です。数ヶ月様子を見れば、影響性は確認できるでしょう。
量子生態学提唱者は、人工衛星を使うなとは言っていません。やはり原因は人工衛星らしいとわかれば、今後は、影響を避ける技術開発を進めれば良いのです。そのためには、自然界の本質を、再度研究しなおす仕組みや研究界の姿勢転換が必要です。
そのためには量子生態学を無視せず、わからないことは素直に質問してください。
提唱者らは、どんな分野でも、自然界が教えてくれた現象論に沿い、何でもアドバイスする用意があります。お答えできる内容と出来ない内容があるかもしれませんが、様々な分野で研究を重ね行き詰まりを感じる誠実な研究者には、自然界から届いた現象論を惜しみなくアドバイスします。そうすれば、様々な技術開発は新しい扉が開き、人類社会は一気に、明るい未来が見える可能性があります。
原子力技術はもとより、世界が注目する、半導体も人工衛星も電気エネルギーも生成AIも、もはや「波」を操作する世界です。量子生態学の理解は、自然界を破壊しない技術開発や製品開発を、必ず可能にすると考えています。
提唱者の世界観
本来この理論は、全ての基礎カテゴリを提示した上で、メカニズムを説明するのが理想です。しかし今の異常が続くと、より多くの人々が被害に遭い、社会が成立しなくなる可能性があります。これ以上の被害発生を防ぐためにも他の理論に先駆けて、量子生態学の視点で現象を説明するとともに、温暖化「停止」の対応策を提示する必要性を感じ、掲載しました。
量子生態学は、日本中の大学・研究機関・政府関係者・その他の専門家から、否定、拒絶、無視、されている理論です。本サイトの理論を目にした近代科学界や人類社会を牽引する人々が、馬鹿げた理論と決定して無視を決めても、提唱者個人に大きな問題はありません。ただ、量子生態学の成立は、近代科学の専門家たちの関与は一切無く、数々の偶然の末に提唱者夫婦が、自然界から直接理論を伝授された状況で成立しています。こうした経緯で理論を預かった以上提唱者は、自然摂理のプロフェッショナルとして、また自然界の代弁者として、伝授された理論や考え方を人類社会に提供する責任があると考えています。
科学の歴史や実情を垣間見てきて、宇宙自然界が持つ自然摂理を知るのは今のところ、提唱者だけのように思います。それ故に、誰よりも先に知識を得たものの義務として、理論をお伝えしています。
温暖化理論の最後に、人類社会に対し次のことだけお伝えしたいと思います。
自然界は、人間の思惑や行動とは関係なく、淡々と自然摂理に沿って進みます。人類社会が自然摂理を無視続ける限り、社会の態度を変えない限り、地球環境も社会構造も悪化し続け、苦しむ人々を増やし続けることになります。人々に悲しみや不幸を増やす行為は、自然界が持つ自然摂理という宇宙的な法律に沿いません。これほど環境が異常化し社会格差が拡大し、地球そのものが破滅的様相を見せていることを振り返らず、これまでと同じ行為を続ける場合、牽引する人々も黙認する人々も、自然界にとっては反逆者や犯罪者に相当することを忠告します。
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